クレイジー・ラヴ by 澤部



小沢健二さんのニューアルバムが出るそうだ。
ヴォーカルレス、とのことだが、ようはインストってことか。
彼のことだ。きっとまた聴き応えのある作品になっているに違いない。


図書館に行く。
歩いて高島平図書館まで行く。
うちから図書館までは意外と距離があったが、
最近、リバウンド気味なので。


ムーンライダーズムーンライダーズ
荒井由実/シングルコレクション
をレコードで。
ソニック・ユース/ウォッシング・マシーン
スティーリー・ダンガウチ
スピッツ/フェイク・ファー
をCDで借りる。
図書を見てみる。
ここの図書館は意外とボリス・ヴィアンが置いてあってうれしい。
…あれ。フランス文学のコーナーにない。前まであったのに。
司書さんに「ボリス・ヴィアンってどこいっちゃったんですか?」
って訊いてみたら「閉架になってしまいました」だって。
それはよくない事態だ、と思い、「赤い草」を借りた。


帰りに高島平の古本屋に寄ったら、前から読みたかった、
クイックジャパンの6号と9号が売っていた。買った。
どちらもパラダイス・ガラージのちょっとした特集が掲載されている。
担任に、あったら貸してください。っていっちゃっていたので、
メールをしなくてはならないなぁ。


家に帰って、ソファに座り込む。
スティーリー・ダンをソファに染み込ませながら、
クイックジャパンを読む。豊田さんが若い。
インタビューを読み、やっぱり普通の人間なんだなぁ。と思った。
非常に強い人間臭を感じました。


風呂に入りながらフィッシュマンズ「空中キャンプ」を聴く。
このアルバムもあと一週間もしないうちに発売して十年が経つ。
僕が初めて聴いてから二年と半分経った。夏の盛り。
越後妻有トリエンナーレ。新潟。


風呂からあがり、昨日ジャニスで借りたゲンスブールをそこそこの爆音で聴く。
驚嘆のゲンスブール。だったかな。
「女はわからぬもの」が極上。
ゲンスブールの声の低音域は子宮に響く。


いっつも思うんだけれども、僕はどこへ向かっているのだろう。