THE ELECTRIC PRUNES by 澤部渡


ときわ台の高田書房でTHE ELECTRIC PRUNESのレコードを購入。
「なんか…サイケっぽいのでいいのありませんか?」
という僕の傲慢な問に店長はこういう形で応えてくれた。
深ーいトレモロに酔う。これはかなり気持ち悪くて気持ちいい。


最近お留守になっていたレコーディング再開。
今日は「月の器」という曲をレコーディング。
当初はあくまでポップを前提に曲を書いたので、どうも3分間の曲が目立つ。
本当は前奏、間奏、後奏を長くしようと思ったんだけれども、
ドラムは録音してしまった。このサイズに合わせるしかない。
それはともかく、僕はレスポールを愛用しているのだが、
この曲に関してはテレキャスみたいなカツカツした音がほしかったので、
イコライザーで高音域をいじってそれっぽい音に作りこんだ。
ボーカルにはオートワウかまして、
箇所によっては深いトレモロをかけたりした。
これは完全にTHE ELECTRIC PRUNESの影響だろう。
ところで4trで録音するのは今回放出するので最後になるかもしれない。
ここ2ヶ月以内に僕もマックを買うことになる。
ロジックも買うことになる。大学がロジックを使っているのだ。
両親には頭が上がらない、というのはここだけの話だ。
そういえば、前に先生とロジックの使い方をきいていたときに、
話は転がり、打ち込みの話になり、音を聞かせてもらった。
確かに正確だし、ステディだし、ある意味で人間的な音ではあるが、
肉体的な音が足りていない気がした。
打ち込みでもプラスチックスなんかはすごく肉体的じゃないですか。
あれはどうしてなんだろうか。


ほかにも図書館ではっぴいえんどの再結成時のレコードを借りる。
「風をあつめて」はかなりショックだった。
楽曲がいいとどういう風に料理されても案外いけるのね。


あきとさんからいい情報が入る。
もうすぐ、発表できると思います。