汚れた顔の天使 by 澤部



ビデオ屋に行く。ビデオを借りる。映画を見る。
1938年の映画。汚れた顔の天使
ジェームス・ギャグニー。パット・オブライエン。
ハンフリー・ボガードも出てた。素晴らしい映画だった。
まさか、この映画で泣くとは思わなかった。
なんの予備知識もなく見ていたので余計に泣けた。
着ていたシャツに染みができるほど泣いた。
自分でも引くんだけれども、もう号泣。


僕には兄がいる。オタク。
せっかく買ったハードディスクレコーダーには、
アニメばっかり入っていて、正直引く。ってかね、あれ。
録画した水曜どうでしょうクラシックを見ようと思ったら、
変な、そして見覚えのあるタイトルが目を引いた。
落語天女おゆい
すごいよね、このタイトル。
兄が一昔前に騒いでいたのを思い出した。
なんでも落語協会みたいなところがバックボーンにあるらしい。
歌丸師匠も出てたしさ。なんだこりゃ。カオス。やなカオス。
平成の世はすごいね。やったもんがちだ。


明後日には僕がテクノカットになるかどうなの試験がある。
音程の問題には少し自信がない。
理解しきれていないのに、なぜか解けてしまうからだ。
だからたまにはずす。こんなんじゃあかんとおもうのよ。
だから僕はもがくよ。すごくもがく。往生際悪く。