俺の骨が折れるとき by 澤部



人も車も忙しそうに。年末だから。あーーー。
僕らの町には雪は降らないけれども、
町はとても寒くってyes, mama ok?日和。
最終定理が染み込んでくる。
寒い日のお風呂みたいにちくちくもするけど、心地いい。


みんな、ブログでは一年を振り返るばかり。
猫も杓子も「今年は…」だなんて書きだし。
なんか、あれ。あれに欠けるよね。


紅白を観る。


うわー、LOVEマシーン懐かしいー。
あんな面白い曲だったっけか。覚えていない。
いま、きしだんだ。この曲がインディでリリースされた当初から、
ファーストアルバムが発売された頃くらいまでは好きで、
よく聴いていた。めちゃイケかなんかで、
取り上げられるようになってから、
等閑になりがちになってこの様だ。
彼らが出たファクトリーは見た覚えがあるんだけれども、
一緒に出ていた豊田さんの記憶は全くない。
ところで、紅白が滑っているのは毎年のことか。


午前中は無意味にナイトクルージングを録音。
フェザーとかディレイとかかけまくって、飛ばしまくって。
昼過ぎに池袋に赴きレコード屋を物色するも、
なーんも買わずに帰ってきてちょっとしょぼくれる。


本年の逆印象派
このコーナーは印象に残らないどころか、
あんまり好きじゃない作品を取り上げる。
テレキネシス/原作・東周斎雅楽 画・芳崎せいむ
今まで読んだ漫画の中で一番ひどい漫画だった。
おもしろい、と思えるところがなにひとつない。
全部デキレース。これの何がおもしろいってんだ。
全てが予定通り。全てが誰かの思惑通り。
でも絵は嫌いじゃない。
ハービー・ハンコックの最新作。
凡百のポップスアルバムだった。
なんも耳に残らん。
金かけりゃハービー・ハンコックじゃなくても、
あのアルバムは誰にも作れる。と思う。


本日の印象派
XTC/DRUMS AND WIRES
このレコードはアナログで聴くのがいい。
レコードの針を落として、
いつあの軽くフランジャーのかかったバスドラが聴こえるか。
ちょっとハラハラしながら待つのが好きなの。私。


今夜も銭湯です。ちょっといいかも。こんな年末。
よいお年を。よいお年を。よいお年を。よいお年を。よいお年を。
セクシーなお年を。