沈む想い by 澤部



金曜日は部活。
手持ち無沙汰でかっこ悪い。
僕もなにかをやらなければ。
ピアノに向かって和音を紡ぐだけじゃかっこ悪いよ。
どんな状況に立たされても僕は孤独なんだなあ。
とか少し思ってしまった。
たまには自転車を思いもよらない方向に走らせてみたい。
現状に不満があるわけではない。
だが満足しているわけでもない。不本意だ。
どんなに友人たちと食事をとっても、
ほんの一瞬だけ孤独が襲ってくる。
だがヒステリックなわけではない。みんなだってそうなるときもあるはずだ。
家に帰って音楽を聴いていると少しは楽になってくる。
それでも空白はぽっかりあいていて、
たまに誰かに電話をしてもうまい言葉を見つけることができずに、
なんだか余計に空白が広がってしまったりする。
こんなとき恋人が傍に居てくれたら。
そこにたどり着く単純な自分がいやっちゃあ、いやだ。
あー!息が詰まりそうだ!でもぜんぶ僕が悪いんだ。原因は僕にある。
どうにかしたいね。起きろ!


昨日は友人と遠藤賢司さんの監督映画「不滅の男」を見た。
感動だった。あれはすごい。本当にすごい。
今日久しぶりに「満足できるかな」を聴いた。
「早く帰ろう」がかぶって来る。
「みんな僕を嫌ってるだろうね」っていう歌詞。