今日は豪華3本立て by 澤部



夜を走る。走る。歩く。走る。歩く。歩く。歩く。走る。歩く。
そんなペースでランニング/ウォーキング。
まあ一応ランニングとしよう。
そんなランニングの途中。粋なおじさんを見つけた。
横断歩道の前にしゃがみ込み、
タバコを吸い、遠くを見つめていた。
何かを見るわけではないようだ。
通過点での出来事だったが、妙に親近感が沸いた。
そっから先はおじさんのことばっかり考えていた。
ひょっとしたら彼は、自らを見つめていたのだろうか。