息を止めてlove again by 澤部



iPodにシャーペンを忍ばせて町へ出る。
日差しが僕を誘うのだ。いや、ごめん、うそ。
銀行口座を作りに銀行にいきました。
春が近くなればシャーペン(キマタさん)は欠かせないなぁ。
夏場に聴くのもいいね。おお、最高。


銀行から家、3往復。


保険証と印鑑を握り締め、一往復目。
無事銀行について、手続きを済ませようと息巻く僕に無常の宣告。
彼女の話だと保険証ではパンチに欠けるらしい。
写真の付いていてなおかつ住所の記入されているものを、
という話だったので生徒手帳を取りに家に帰った。


徒手帳と印鑑を握り締め、二往復目。
無事銀行に戻り、今度こそ、と息巻く僕に無常の宣告再び。
「あ、先ほどの保険証はございますか?」


…保険証と生徒手帳と印鑑を握り締め、三往復目。
無事銀行に戻り、今度こそ、と息巻く僕に衝撃の事実。
シャッターが閉まっているではないか。
しかしそこは問題ではなかった。
さっき「閉まってたら備え付けの電話で連絡してください」
とあらかじめ言われていたのだ。
電話をしたら丁寧に裏口に案内された。
職員のシフトが貼ってあったりと生活感丸出しだった。
銀行ってあんまり生活感を感じないのでほっとした。
そして先月の給料と残った入学祝の一部の5万円を渡して、
ようやく僕の通帳が出来上がった。
3度も往復したこともあるのか、感動もひとしおだ。
「何度もきていただいて申し訳ありません」
といって彼女は僕にシャーペンとポケットティッシュを手渡してくれた。
いやいや、僕はそんなものをもらわなくても、
あなたのその申し訳なさそうな表情だけでかまわないっす。
だなんて言うはずもなく、受け取って自転車にまたがった。


本日の印象派
光GENJI/笑ってよ
無視されがちな中期の光GENJI名曲。
光GENJIは僕は本当にリスペクトしているアイドルで、
冗談だろー?とか言われること多いけれども、
こればっかしは本気です。
「笑ってよ」なんかはスリリングな編曲がたまらん。
アルバムだと「cool summer」あたりがすごくいいんですよ。
冒険者たち」とかいいねー。やばいねー。
みんな光GENJIを聴こう。図書館で借りて聴こう。