ひさしぶりの by さわべ



早い帰宅。
5時前に帰ってきてしまったのは久しぶりだ。
帰り道にアナログレコードから好きな音楽をチョイスした、
「レコードと私」を聴きながら下校していた。
高橋幸宏さんのサラヴァ!からビートルズのアイ・フォロー・ザ・サン
スティーヴィー・ワンダーのラブ・ア・ゴー・ゴー、
シュガー・ベイブの素敵なメロディー、
スピッツのスピカなど(スカパラのダウンビートスタンプはミスだった…)が入っているのだが、
すべての音楽が夕刻の空に似合っていた。
特に相応しかった音楽は、空気公団の「あかり」。
夕刻のぐだぐだな空に、東武東上線沿線の道にとても栄える、
歌いこみ過ぎない、いい具合の音楽。
この感覚に触れたのは、イエママのハリーアップを、
同じような光景で聴いたとき以来。
こういう感覚を大切にしながらここから先へ行きたいと思う。


フィッシュマンズ、現ポラリス柏原譲さんはどうやら、
僕の地元にも程近い赤塚・成増周辺にすんでいるらしい。
iTunesで全く低音のきかない「バックビートに乗っかって」を聴いてそう思い出した。
そうか。だいたい似た風景を見ながら生活しているのか。


ひとつ、わかったこと。
受験体制に入りたくない、ではなぜ?と自問自答してみたところ、
「なんかやらかしたいんじゃない?」という納得のいく答えが出た。
そうか。そうだな。何かやらかしてでかい花火を打ち上げたら、
未練も無く9ヶ月くらい俗世をシャットアウトできそうだ。
でも、きっかけがほしい。
だれか。ぼくにきっかけをください。