L'ETE L'ETE... by さわべ



定番過ぎて恥ずかしながらもフランス・ギャルのベストを購入。
フランス・ギャルだけ買うのは恥ずかしかったので、
NRBQのat yankee stadiumも併せて購入。
でも高校生でフランス・ギャルなんて聴く人はいないから、
恥ずかしくもなんともないんだけど・・・。
でも本来ならみんな知らない曲ばっか聴いて、
ついていけない自分が恥ずかしくならなきゃいけないとは思う!
でも、だ。売れてる音楽が良いとは思わないし、
売れてていい音楽なんて一摘みあるかないかほどだ。
でも売れてなくてもいい音楽なんて一掴みあるかないかだ。
僕の手はまだ小さい。
一掴みといってもそれは相当な収穫だ。
僕は今でもそれらに頭をクラクラにされながら毎日を過ごすのだ。


僕は売れている音楽を一切受け付けなかった時期があった。
覚えている限りでは最初は個性の確立の一環だった。
でもそんなことはくだらない。
そういう風に気づくには時間はかかんなかった。
しかし、そうして過ごした時間は僕にある程度の刺激を与えてくれた。
そしてその頃の僕があるから今、こうしていい音楽だけを聴いている自分がいる。


昔、小説だか雑誌だかで読んだか話を聞いたか、
「この国はアイデンティティを叫びすぎた」
という言葉がずっしりと響いた。
(でもあまりいい印象は残っていない。なぜだろう)
こういう言葉で左右されるうちは僕はまだミーハーだ。
僕がスタートするにはまだ早すぎるだろう。